eワラントとは

eワラント

eワラントとはカイカ証券株式会社(旧eワラント証券)が発行している金融派生商品(デリバティブ)で、オプションの1種です。

オプションとは、原資産、たとえばソフトバンクの株などについて、買う権利や売る権利を金融商品にしたものです。原資産そのものではなくて、権利だけを売買することになります。

オプションでは買う権利のことをコール、売る権利のことをプットと言います。

コールにもプットにも権利行使価格と満期日が決められています。

たとえば、eワラントのソフトバンクグループのコール377回でしたら、権利行使価格5000円、満期日が2016年9月14日と決められています。これは、2016年9月14日に5000円でソフトバンクグループの株を買う権利ということになります。

2016年4月8日のソフトバンクグループの終値は5691円です。株価がこのまま5000円以上であれば、コールの権利で5000円で買って高値で売れるわけで、権利行使日である2016年9月14日に株価から5000円を引いた部分が利益になります。eワラントでは、この作業は自動的にしてくれて清算されます。

しかし、もし9月14日に株価が5000円以下なら、このコールのeワラントの価値はゼロで、購入金額全額が損失になります。でも、日経225先物などと違って、購入金額以上の損失が発生することはありません。

プットの方でも解説すると、プット297回では権利行使価格5500円、満期日2016年6月8日になっています。

プットは売る権利なので、6月8日に5500円で売れることになります。この日、ソフトバンクの株が5500円未満であれば、安く買って5500円で売れるわけですから、5500円から株価を引いた部分が利益になります。

一方、株価が5500円以上の場合は、プットのeワラントの勝ちはゼロで、購入金額全額が損失になります。しかし、どんなに株価が上昇していても、購入金額以上の損失は発生しません。

ただし、eワラントは日経225先物などのオプションなどとは一部、異なります。

一番違うのは、売りから入ることができないことです。オプションの売りは損失が無限大になる可能性があるので、個人投資家には不向きですが、eワラントは買いからしか入れません。

もうひとつの違いは、日経225オプションなどは市場(大阪取引所など)で株式と同じように取引されるのですが、eワラントはFXなどと同じく、eワラント証券が各銘柄に買値と売値を提示して、投資家がその値段に納得すれば、その値段で売買できる仕組みになっています。
買値と売値には差額があり、これをスプレッドと言います。たとえば、ソフトバンクのプット297回の2016年4月8日の終値は、販売価格2.39円、買取価格2.24円なので、スプレッドは0.15円になります。
0.15/2.39=0.063なので、スプレッドは6.4%もあります。これが証券会社側の利益になります。
もっとも、eワラントはほとんどの証券会社で販売手数料は無料になります。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

おすすめ記事

  1. 押し目買い

  2. eワラントのデメリット

  3. eワラントのメリット

TOP