会社というものは調子がいいときは、しばらく好調が続くものです。
逆に、問題が起きると次々に旧悪が暴露されて、どんどん落ち込むことも多いものです。
株価は当然、会社の調子に依存しますから、調子のいい会社の株を買って、好調でなくなるまで株を持っていれば、儲かる理屈ですね。
このような投資手法をトレンドフォローと言います。
トレンドフォローで儲けるための要点は、
(1)調子が良いからといってむやみに高値では買わない、
(2)会社が変調をきたしたと感じたら、即座に成り行きで売って利益を確定する、
の2点が大事です。
トレンドフォローと企業調査の結果を組み合わせて投資すると良い結果が出ると主張する人もいますが、何が起こるかわからないのが世の中です。
企業調査の結果を過信せずに、株価の様子がおかしかったら、さっさと逃げるのが、確実な利益につながるポイントですね。
トレンドフォローの買い時は、「この会社はこれから絶対に伸びる」と感じて、実際に株価が上昇トレンドになったときです。
上昇トレンドを見分けるのには、移動平均線などの株価指標を利用する人も多いのですが、トレンドフォローの場合は株価のカーブが右肩上がりであれば基本的にOKです。
ただし、売り時はどうしても人間の心は売り惜しみがちですので、株価指標に従って売った方が良いようです。
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