eワラントのメリット

eワラント

ここでは、eワラントのメリットについて、説明いたします。

1.日経225先物以外の原資産のオプションが買える

アメリカでは主要な銘柄の株式に対するオプションがあります。

日本では大阪取引所にカブオプという個別株オプションが上場されていて個人でも売買できますが、流動性がかなり悪く、あまり利用されていないのが実情です。

eワラントなら、日経平均だけでなく、TOPIXやダウ平均、ハンセンH株指数などの株式指数のほか、ソフトバンクやミクシィ、小野薬品やそーせい、トヨタなどの日本の個別株式、アップルやアマゾン、アルファベット(Google)などのアメリカの個別株、米ドルや豪ドルなどの為替、金や原油、コーンなどの商品先物のeワラントもあります

特に商品先物などはETFでは板が非常に薄く(売買が少なく)、異常な価格が付きやすいので個人投資家には不向きですが、eワラントならカイカ証券がマーケットメイクするので、通常は、それなりの価格で売買が可能です。

2.少額で取引可能

eワラントは1000ワラント単位で取引できるので、値段が高いワラントでも2万円もあれば取引可能です。

ちなみに、日経225先物のオプションだと、現在の価格に近い権利行使価格では最低でも30万円以上の資金が必要になります。

3.追証なしで損失限定

株の信用取引や日経225先物の売買、日経225先物のオプション売り、FXなどでは最初に証拠金を差し入れておき、評価損失が証拠金を食いつぶしていくと、追証(追加の証拠金)を差し入れる必要があります。

追証を入れられなければ、非常に大きな評価損になっている時点で強制売買されてしまいます。

特に怖いのはリーマンショックのような暴落時では、強制売買の結果、差し入れている証拠金以上の損失が発生し、投資家が証券会社に多額の借金を背負うことになります。

「xxさんは株式投資で失敗して家屋敷を手放すはめになってしまった」という噂を聞くことがありますが、ほとんどが、このパターンで大きな借金を背負ってしまった場合ですね。

eワラントの場合は買いからしか入れませんから、eワラントの購入金額以上の損失は発生しません。

4.ロスカット不要でハイリスクハイリターン投資が可能

株式投資や日経225先物などのトレードではロスカット(損切り)が必要になります。

最近の相場はボラティリティーが高くなっており、特に日本株は大きく急落するのでロスカットが遅れると大きな損失を被ることがよくあります。

しかし、日々の値動きが非常に大きな日もあり、逆指値を使ったロスカット(ある価格以下になれば自動的に売り注文を出す)では、相場の日々の変動でロスカットにひっかかって損失になることもよくあります。

これはヘッジファンドや商品ファンドなどの中に、わざと値動きを大きくして自動ロスカットを発生させて、さらに大きな値動きを発生させて反対売買で利益をあげる「ロスカット狩り」を行っているところがあるからです。

このような相場状況は、仕事をお持ちで相場を常時監視できない個人投資家にとって非常にトレードがむずかしくなっています。

一方、eワラントはリスクを取れる金額までのワラントを購入すればロスカットは基本的に不要です。

掛け捨ての保険、あるいは当選確率のかなり高い宝くじと思えばいいのです。

機関投資家のような大きな資金を動かすには不向きですが、個人投資家にとっては、ロスカット不要でハイリスクハイリターン投資が楽しめるわけです。

そして、相場や銘柄を勉強すれば確実に勝率はあがりますので、競馬や競輪、パチンコや宝くじよりも、ずっとギャンブル性を下げて、ハイリターンを目指すことができます。

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