日本の証券会社にはいろいろな種類のものがあります。
野村證券や大和證券のような大手の証券会社は、世界的な大企業から個人投資家まで幅広い顧客を持つ、スーパーとデパートをあわせたような存在です。
最近の個人投資家はSBI証券やAUカブコム証券、松井証券、マネックス証券などの、インターネット取引中心の証券会社に口座をお持ちの方が多いようです。
これら以外にも、自己売買(会社のお金で株式投機をして利益を得ることをめざす)中心の証券会社や、大金持ちなどの資産運用に特化したり、中国株などの外国の株式取引に特化した証券会社があります。
M&A(会社買収)などにも、いろいろな証券会社が関わっていると言われていますね。
とりあえず普通の個人の方であればとりあえずSBI証券をおすすめします。
ネット証券の老舗ですし、もともとはソフトバンクの孫正義さんたちが作った会社だという安心感があります。
SBI証券は売買手数料がネット証券の中でも安い方だというのも魅力ですね。
SBI証券の一番のメリットは日本の株式や投資信託以外にも、外国株や外貨建ての債券、日経平均先物やオプションまでも個人レベルで売買できることでしょう。
AUカブコム証券はじつは三菱UFJ銀行グループの証券会社で安心感があります。SBI証券よりも売買手数料は高めですが、準プログラム売買が簡単にできるのが魅力ですね。
ただSBI証券と比べると扱える金融商品に限りがあるようです。
ある程度大きな資金をお持ちなら安全性という意味で野村証券をおすすめします。
いろいろと問題を起こした過去もありますが、やはり日本最大、世界有数の証券会社であることには変わりないですからね。
私はじつは4つの証券会社に口座を持っています。
それぞれの証券会社ごとに投資手法を変えて、その証券会社に入れた資金以上のことはしないようにしています。
いわゆるストラテジー分散を証券会社単位で行っています。
手間を惜しまないなら2,3の証券会社に口座を持ってみて、使い勝手などを比較して、自分に合った証券会社に大きな資金を入れていくというのもアリかもしれません。
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