一般の方が株式を売買するには、証券会社を利用するのが一般的です。
証券会社は、顧客からの依頼を受けて株式市場などで株式の売買を代行します。
購入された株式は投資家ごとの口座で管理され、株券自体は発行されません。
そもそも今は株券は電子化されて保管振り替え機構というところに保管されています。
また、証券会社は各種投資信託の売買の代行や、国債、公債、社債などの債権も取り扱うところが多くなってきました。
法人向けの機能としては、株式会社の上場や社債発行、増資(株券を新たに発行すること)などのお世話をします。
上場時などに新規上場株式の売り出しがあり、個人の方でも抽選に当たれば新規上場株を購入することができます。
なかなか当たりませんが、当たれば上場初日に大幅に高値になったところで売り抜けるという手法も存在します。
最近、話題のM&Aなどに関わったり、逆に株式会社に企業防衛法を伝授したりするのも証券会社の大切な機能ですね。
さらに、株式投資にかかわる各種の情報提供や、資産管理に対する助言なども証券会社の大事な仕事です。
最近の多くの証券会社はデリバティブも扱うようになってきました。
個人の方が売買しやすいのは日経平均先物と日経平均オプションですね。光世証券では個別株のオプションも扱っています。そういえばターゲットバイとターゲットセルだけですがSBI証券もはじめましたね。
またSBI証券などは外国株や外貨建ての債券などの売買もできるようになっています。
最近ではAIが投資するというロボアドバイザーを提供している証券会社もおおくなりました。
もちろんAIではなく専門家が運用するラップ口座なんていうのもあります。
個人の方はすべての証券会社の機能に精通している必要はありませんが、概要くらいは理解していると、何かと便利かもしれません。
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