バイ アンド ホールド(Buy and Hold)とは読んで字のごとく、株を買って、そのまま持っていて売らない、という投資戦略のことです。
世界1,2を争う大富豪のウォーレン・バフェットがこのバイ アンド ホールド戦略を頻繁に利用して、大金持ちになったのは有名な話ですね。
ただし、何でも買っていいのではなくて、バフェットは徹底して業界、企業、経営者、技術動向、政治動向、マクロ経済などをリサーチし、その企業が優れた経営者に率いられており、過去にも5年以上にわたって高い株主資本利益率をあげており、今後も高い株主資本利益率を維持できる銘柄で、一時的に割安になっている場合に大きな金額で購入するようです。
バイ アンド ホールドは売らないわけですから、キャシュフローが生じないという異論もありますが、バフェット流に大金を投入すれば配当金もそれなりに入金されるわけです。
もっとも、バフェットは配当に回すよりも内部留保に回して、そのお金でさらにその会社が投資して利益を上げる方が株主にとては有利であると言っており、彼の持ち株会社バークシャー・ハザウェイはずっと無配のままです。
このバイ アンド ホールドはかなりリスクの高い方法ですが、リサーチに自信のある場合、売買手数料や税金を最低にできる、当たれば非常に大きな利益を享受することができるという点に魅力があります。
バイ アンド ホールドも「いつ売るか」が問題になりますが、ドルコスト平均法とは違って、「もっと有利な銘柄が見つかったら、現在保有している銘柄を売る」という解答は存在します。
コメント