デイトレーディング(day trading)とは1日の間に売り買いをして、損益を確定させるトレーディング手法です。
1日の間の株価の動きは最大でも2,3%程度しかありません。
個人投資家向けの株式売買手数料が高かった時代には、個人投資家にとってデイトレードで儲けることは不可能に近いものでした。
しかし、インターネット証券会社が普及したことによって、売買手数料が大幅に安くなり、1%程度の値動きでも、十分利益が出せるようになりました。
デイ トレーディングで大事なことは、その日の流れを予測することです。
寄付きから15分程度の「相場」を読んで、その日、株価が上昇するか下落するかを予想し、指値で買い(または売り)を入れます。
その後、状況を見てその日のうちに反対売買をして損益を確定します。
デイ トレーディングが有利なのは、1日のうちでは相場の流れが大きく変化することが少ない点です。
すなわち、慣れれば、勝率を上げることが可能ということです。
デイ トレーディングで利益を上げるこつは、確実に相場の流れが一方向に大きく動くと予想される日だけに、大きく賭けることです。
慣れるまでは、シミュレーションによってトレーニングしましょう。
なお、個人の方は、マネックス証券やガブドットコム証券などが取り扱っているリレー売買をされるのが便利です。
たとえば、指値500円で1000株買い、買えれば指値510円で1000株売りを自動的に出すようにします。
同時に、逆指値480円になれば1000株自動的に売るようにします。
大引け前30分でまだ売れていなければ、その時点で成り行き売りを出せばデイトレーディングとなります。
こうすることで、予測が当たれば1万円-売買手数料の儲けで、
最大損失額は2万円+売買手数料となります。
デイトレードにこだわらなければ指値、逆指値売買の期限を1週間程度まで延ばしてもいいですが、それではデイトレーディングの有利さを放棄することになります。
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